【Friends】海外ドラマで英会話!役立つフレーズを学ぼう!#10
Hi!
”海外ドラマで英会話!役立つフレーズを学ぼう!”の10回目です。
今回は”Friends”シーズン1の第10話を一緒に学んでいきましょう!
I snapped.
"snap"には「パチンと鳴らす」や「パタッと閉める」などの意味がありますが、
ここでは「私はスナップした」→「私はキレた」という訳になります。
"snap"は勢いよく一瞬動くイメージです。
「堪忍袋の緒が切れた」のイメージは「張りつめていた糸がぷっつりとキレた」感じなので、
"I snapped."のスナップと合いますね。
I'm gonna be the only one standing there alone when the ball drops?
"ball drops"とは何のことでしょうか?
これはニューヨークのタイムズスクエアで行われる年越しイベントのことです。
タイムズスクエア・ボール(Times Square Ball )は、ニューヨーク市マンハッタン区のワン・タイムズスクエアにあるタイム・ボール(報時球)で、年越しのカウントダウンに使われる。12月31日の午後11時59分、新年を表すために設置された旗竿を77 ft(23 m)落下させる。1907年12月31日の夜に最初に行われて以来、戦時中であった1942年と1943年を除き、毎年行われている。ボールは、100の白熱電球、鉄、木材などでできており、コンピュータ化されたLED照明システムを利用している。ボールの設計は、毎年最新式のものに変わっている。2009年時点で、タイムズスクエア1番地に設置され、メンテナンスの場合のみ取り除かれる。
タイムズスクエア・ボールの落下は、少なくとも10億人が視聴し、100万人が参加する、世界的にもよく知られた新年の祝賀イベントの1つである。また、米国の他の都市で行われている同様のイベントも盛り上げている。
YOUTUBEで2020年の年越しの様子が公開されています。
いかがでしょうか?
ボールがドロップする様子が確認できますね。
この英文は、「ボールがドロップするとき(=年明け)に一人でそこにたたずむたった一人の人間になる」
→「年明けに一人ぼっちとか、そりゃないだろ...つらい」という意味になります。
こんなにお祭り騒ぎなのに、独りぼっちとは、かなり心にくるものがありそうですね...。
January first.
日付けの数字は「序数」となります。
よって、"one"ではなく、"first"が使われます。
"January 1st"や”January 1”とも書きます。(stは省略されることがあります)
1~3は"first""second""third"、4~は”fourth""fifth"...ですね。
Friendsシーズン1 1話~10話の復習
ここで今までの学習を振り返ってみましょう!
Decaf.
この単語は”decaffeinated”の省略で、「カフェインを除去した」という意味です。
日本では「デカフェコーヒー」というと、ノンカフェインのコーヒーが注文できるお店がありますね。
この「デカフェ」ですが、英語だと「ディーキャフ」のように発音します。(「デ」にアクセント)
日本語読みだと海外の方には通じないかもしれませんね。
Kissing is as important as any parts of it.
as..as とくれば比較の文ですね。
”as A as B"の「Bと同じくらいA」という意味ではなく、
"as A as any B”は「どんなBよりAが一番(A>B)」という意味です。
よってこの文章は「キスが一番大事」だと言っているのですね。
Good for me.
上の文は自分をほめる表現です。
「私すごい~」と自画自賛する感覚でしょうか。
「自分にGOOD(いいね💛)」、たまには使えそうですね。
ちなみに「いいねボタンを押す」は”Thumbs up"を使います!
You nodded off again.
"nod"は「うなずく」という意味の単語ですが、"nod off"で「うたた寝する」という訳になります。
「また居眠りしたでしょ~」という感じです!
他にも同様の表現として、"nap"「昼寝する」、”drowse"「うとうとする」などもあります。
As far as I concerned,there is nothing a guy can do that even comes close.
"concern"は「関心がある」、"as far as"は「~の限り(範囲を表す)」ですので、”As far as I concerned”で「私の知る限り」となります。
"there is nothing (that)~"は「~(that以下の文)は何もない」、"come close"は「近づく」となり上記の文章は「私の知る限り、男でそれ(that)に近いことができるやつは一人もいない」という訳となります。
What would my opening line be?
チャンドラーが劇場で見つけた好みの女性をナンパしようとしているシーンです。
"opening"は「最初の」、"line"は「セリフ」です。
「最初のセリフは何がいいかな?」→「どうやって口説こうかしら...?」という感じです。
Oh,great.
このセリフは、突然街中が停電になって、
ATMコーナーに閉じ込められたチャンドラーが言ったのですが、
「すばらしい!」の意味では変ですよね?
普通、閉じ込められてうれしい人なんていませんから。
この"great"は「この状況はなんてすばらしいんだ!最高だよ!」という皮肉表現です。
ちょっと大げさにわざとらしく"GREAT!”というと皮肉っぽく聞こえます。
I'm just gonna go flush myself down the toilet now.
”fulsh"(flˈʌʃ)は「顔が赤らむ、水がどっと流れる」という意味で、"flush the toilet"で「トイレの水を流す」となります。
ちなみに”flash”(flˈæʃ)は「閃光、ニュース速報、光がぱっと光る」で、別の単語です。
「ʌ」は「あ」に近く、「æ」は「あ」と「え」の中間のような音です。
口の形は「ʌ」は「o」(縦に開く)、「æ」は「∇」(横に開く)感じです。
訳は「自分をトイレに流してくるわ~(穴があったら入りたいわ~的な)」です。
I hear what you're sayin'. I'm with you.
"I'm with you. "はそのシチュエーションによってさまざまな意味になります。
「あなたと一緒よ。」「あなたに賛成です。」などです。
”I hear you."も「あなたの話を聞いています。」→「寄り添います。」「同情します。」など
相手に関心があることをアピールするフレーズとなっています。
以前、トランプ大統領が市民と懇談した際、"I hear you."と何度も言っているのがニュースで報道されました。
"I agree."や"Me too.(Me neither.)"などと一緒に覚えましょう!
最後に
以上、いかがでしたか?
これからも一緒に学んでいきましょう!